ステンドグラス


 色ガラスを組み合わせ、いろいろな模様を描き出したガラス板、ゴシック様式の特徴の一つで10世紀以後教会の窓などに用いられてきました。太陽の光がグラス色に染まり、堂内の美しさは神秘的な光に包まれます。この教会のステンドグラスは建設当時フランスより輸入されたものが使用され、見る人を魅了します。

 

リブ・ヴォールト天井


 別名、コウモリ天井、柳梁天井とも呼ばれ、空間を天井へと導くゴシック様式の教会に多く用いられています。このゴシック建築の特徴である尖塔アーチを有するのが今村天主堂です。築100年を超え、現役の祈りの場として教会堂を訪れる人々を迎え入れる空間です。静かに空間を眺め、心静かにお祈りをすると凛として心が落ち着くことでしょう。

今村天主堂


 2015年7月、国の重要文化財として指定を受けました。今村天主堂は建造物として、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき日本国政府が指定した文化財です。指定書には教会堂1棟、付属として・石造り門柱二所・煉瓦塀五基とあります。1913年(大正2年)12月9日竣工された教会です。当時の建設に献身的に労働奉仕をされた多くの今村信徒、寄付をいただいたドイツの方々、設計施工を請負われた鉄川与助氏、何より天主堂建設に尽力を注がれた本田保神父様に思いをはせながらこの教会を眺めるとき、信仰の遺産の素晴らしさを感じることができます。



今村天主堂見学者の皆様へ

・必ずご確認ください。

 今村天主堂の見学については耐震強化補修工事の為中止です。

 工事期間は令和4年6月1日より8年~10年間を予定しています。ご理解とご協力をお願いいたします。

 尚、今村天主堂案内所は5月31日をもって閉鎖いたしました。今村天主堂建物の件でのお問い合わせは大刀洗町役場文化財事務所までお願いいたします。

TEL:0942-77-2671




※ このホームページはカトリック今村教会事務局が、主任司祭の許可のもと運営しております。

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※ 団体様の今村天主堂見学については当分の間中止といたします。